Hello, you don't know me *1 こんにちは。初めてお会いするね But I stole your laptop and I took your TV でも、(実は)私はあなたのパソコンを盗んだ。テレビも取った I sold your Granny's rosary for 50p *2 あなたのおばあちゃんのロザリオも50ペンスで売り払った And I even pulled an old hijack *3 昔だってひどい事をしていた Said I had a hypodermic in me backpack *4 口では言ってた。背負い鞄には注射器が入ってるって But I was only bluffing *5 でも、私はただ虚勢を張ってただけ
Oh, so long I've been a junkie *6 長い間麻薬中毒だった I ought to wrap it up and mind my monkeys *7 私はこの過去を包み込んで整理し、騒ぎ立てる煩悩を抑えなくちゃならない I really want to mend my ways *8 本当に生き方を改めたいと思う I'm gonna call that number one of these days *9 最近ようやくこれがいちばん大切だと思えるようになった It's not too late 遅すぎはしないでしょう
I'm the one who sits in the bathroom 私は浴室で一人座り込むような人間 I'm the one who doesn't know how to have fun 私は楽しみ方を知らない人間 I'm the one to smoke a mist all around me *10 私は自分の回りに霞をかけるような人間 Cause I don't like no one around me *11 だって、好きじゃない。自分の近くには誰もいらない Cause if I love someone, I might lose someone だって、もし誰かを愛したら誰かを失うかもしれない If I love someone, I might lose someone 誰かを愛したら誰かを失うかもしれない
Oh, so long I've been a junkie 長い間麻薬中毒だった I ought to wrap it up and mind my monkeys 私はこの過去を包み込んで整理し、騒ぎ立てる煩悩を抑えなくちゃならない I really want to mend my ways 本当に生き方を改めたいと思う I'm gonna call that number one of these days 最近ようやくこれがいちばん大切だと思えるようになった
I'm gonna reach a hand out to you 私は、あなたに手を伸ばそうとしている Say "Would you pull me up? Now could you?" *12 言おうとしている。よかったら、もしできれば、私を叱ってくれませんか I don't want to waste the life God gave me 私はもう、主が与えてくれたこの命を無駄にしたくない And I don't think that it's too late to save me そして、自分を救うのがもう手遅れだとは思わない It's not too late 遅すぎはしない
Reason with me *13 私を教え諭してください Let's reason together お互いに教え諭しましょう
備考
you don't know me : 「あなたは私を知らないが、私はあなたを知っている」と次行につながるニュアンスだろうか?
pull up : 間違ったことをしている人を制止する・考え直させる、引き抜く、引き寄せる、引き上げる、馬を止める
reason with : 道理を説く、説得する、諭す、言い聞かせやめさせる
2012年のアルバム "How About I Be Me (And You Be You)?" より。人は、泣いたり笑ったり、怒ったり喜んだり、孤独を恨んだり人付き合いに悩んだり、目的に向かって努力したり自暴自棄になったりしながら、数十年の短い一生を過ごします。そして、どんな境遇の人間も自分の人生を他人に代わってもらうことはできず、言い換えればどんな他人もその人の人生を楽しむあるいは味わうことはできません。そして、その人の人生は、他人には決して理解できないかけがえのない価値を持っています。「殺すな」という倫理は、このような意味でどんな民族や宗教においても最高の規範であるべきだと思います。
I used to have no wolves around me 私の回りには狼はいなかった I was too free, if that's possible to be 私は自由奔放だった。もしそんなものが存在するとして No safety, is what I mean そして安全もなかった。つまり No solid foundation to keep me *1 私を守ってくれる固い拠り所もなかった
But the sun's peeping out of the sky *2 でも太陽が空に顔をのぞかせている Where there used to be only gray ただ灰色だった空に The wolf is getting married *3 狼は結婚する And he'll never cry again *4 もう彼が泣くことはないだろう
Your smile makes me smile あなたの微笑みは私を微笑ませる Your laugh makes me laugh あなたの笑いは私を笑わせる Your joy gives me joy あなたの喜びは私に喜びをもたらす Your hope gives me hope あなたの希望は私に希望を与える
And the sun's peeping out of the sky そして太陽が空に顔をのぞかせている Where there used to be only gray 灰色一色だった空に The wolf is getting married 狼は結婚しようとしている And he'll never cry again もう彼が泣くことはないだろう Never cry again 二度と
Even if something terrible is happening たとえ何か恐ろしいことが起きても You laugh and that's the thing I love about you most, yeah あなたは笑う。あなたのそういう所を私はいちばん愛する
Your smile makes me smile あなたの微笑みは私を微笑ませる Your laugh makes me laugh あなたの笑いは私を笑わせる Your joy gives me joy あなたの喜びは私に喜びをもたらす Your hope gives me hope あなたの希望は私に希望を与える
And the sun's peeping out of the sky そして太陽が空に顔をのぞかせている Where there used to be only gray 灰色一色だった空に The wolf is getting married 狼は結婚しようとしている And he'll never cry again もう彼が泣くことはないだろう
備考
foundation : 基礎、基盤、土台、根拠、よりどころ
peep : 隙間・穴からのぞく、草花・太陽が一部現れる・出始める
※ この場合の現在進行形は「近接未来」を表すものだろう。
※ cry wolf : 狼が出たぞと叫ぶ、虚報を伝えて人を騒がせる cry wolf too often : 嘘が多くて信用されなくなる ※ この he は直前の「狼」を指すのが自然だが、シネイド・オコナーを「狼」もしくはその眷属だと解釈した場合「彼女を危険な狼だと触れ回る人間はもう現れない」という意味にも解釈できるのではないだろうか。
2012年のアルバム How About I Be Me (and You Be You)? より。 詩的で様々な解釈が成り立ちそうな歌詞です。かつてシネイド・オコナーは、カトリック教徒でありながらローマ教皇を攻撃する危険人物だと広く思われていたようです。カトリック教会での児童虐待が明るみに出て2010年に教会が公にこれを認めたことにより、彼女の主張が真実であったことが世に知られました。he'll never cry again の he は、彼女を誹謗した多くの人間、彼女自身、虐待を受けていた子供たちのいずれにも解釈できそうな気がします。同様に wolf も、彼女自身ともとれるし、聖職者あるいは教会そのものともとれるように思えます。ただし、これは私的な解釈なので根拠も客観性もありません。彼女の経歴を知らない人が聞いた場合どのような印象を受けるのでしょうか。
4 my love this night I have *1 愛のために私はこの夜を過ごす Your baby in my belly お腹の中のあなたの赤ちゃん All my life I'll love you for 生涯あなたを愛するだろう The life you've given me この命はあなたが与えてくれたものだから
So love no longer be frightened *2 だから愛する人よ、もう脅えないで I will never leave you 私は決してあなたを捨てない Sleep safe in the night now love 今夜は安らかに眠りなさい Sad dreams never come true 悲しい夢が現実になることはない
You'll always find that one who loves you あなたはいつでも見つけるだろう。あなたを愛する人を
Oh my love your love 4 Ireland 愛する人よ。あなたのアイルランドへの愛は Will not be in vain 無駄になることはない “4 whomsoever God place, no man can take away” *3 「神によって置かれた存在を、誰も取り去ることはできない」
So love no longer be violent だから愛する人よ、もう暴力をふるわないで God's children deserve to *4 神の子どもたちは誰でも Sleep safe in the night now love 夜安らかに眠るにふさわしい存在 And have their dreams come true 夢をかなえるにふさわしい存在
Ah come back and find ああ、戻って来て、見つけて That one who loves you あなたを愛する人を Ah climb back inside *5 ああ、たどり着いて The one who loves you あなたを愛する人の中へと
And feel what it's like そしてどのようなものか感じて To love one who loves you あなたを愛する人を愛することが Ah come back and find that one ああ、戻って来て。その人を見つけて
備考
have : 状態・苦楽等を経験する、~を楽しむ have a good night : よく眠れる, have a hard time : 苦しい時を経験する、ひどい目にあう
climb : 登る、(上方以外の方向を示す副詞を伴って)苦労しながら動く・這う climb between the sheets : シーツの間にもぐり込む, climb down the ladder : はしごをやっと降りる
1997年のミニアルバム Gospel Oak より。gospel は福音書、oak は強靭さの象徴とされる大木ですが、Gospel Oak は英ロンドン北部の地区の名前でもあります。この地区名は昔教区民たちがオークの木の下に集まって福音書の朗読会を行なっていたことに由来します。現代のゴスペルオークは、ジャマイカ人、南米人、アフリカ人、東欧人の多く住む地域で異種の文化が混在する地域だそうです。 具体的にどのような状況を想定した歌だかは分かりませんが、アイルランドとイギリスの歴史を背景にしているのだろうと想像しました。